ソフトウェアRAID(mdadm)でdegradedが出たときの復旧方法
2016/11/11
Raspberry PiサーバでUSB2台のソフトウェアRAIDを組んでいたのですが、ある日からStateがdegradedになってしまいました。
/dev/md/0 : clean, degraded
Raid Level : raid1
Good Devices : /dev/sda1
調べてみると、どうやらUSBが1台RAIDから外れているようです。 コマンドで詳細を確認すると、アクティブデバイスがsda1だけになっていました。(sdb1がいない)
$ sudo mdadm --detail /dev/md0
/dev/md0:
...
Raid Devices : 2
Total Devices : 1
...
0 8 1 0 active sync /dev/sda1
2 0 0 2 removed
というわけで復旧。以下のコマンドでsdb1をRAIDに追加します。
$ sudo mdadm /dev/md0 --add /dev/sdb1
mdadm: added /dev/sdb1
これで暫く待てば復旧しました。
復旧中は以下のコマンドで状態が分かります。recovery = xx%の数値がリカバリ状況です。
$ cat /proc/mdstat
Personalities : [raid1]
md0 : active raid1 sdb1[2] sda1[0]
7557376 blocks super 1.2 [2/1] [U_]
[>....................] recovery = 1.5% (118656/7557376) finish=12.5min speed=9888K/sec