AWSのEC2インスタンスにWinSCPでSSH接続する方法
2017/09/30
AWSのEC2インスタンスへのSSH接続はインスタンス生成時にダウンロードするキーペアを利用して行うことができますが、WinSCPでこのキーペアを利用して接続しようとしたら、そのままではエラーとなって接続できません。ここではWinSCPからAWSのEC2インスタンスへ接続する方法を紹介します。
接続できない理由
AWSからダウンロードできるキーペアの形式はpemなのですが、WinSCPはこの形式が使えないためエラーとなってしまいます。
PuTTYgenを使ってpemからppkに変換する
PuTTYgenというソフトを使ってpemからppkに変換することでWinSCPで使うことができます。PuTTYgenはPuTTYのダウンロードサイトから入手することができます。自分の場合はtortoiseGitをイントールしたときに一緒に入っていたのでそれを利用しました。
PuTTYgenを起動してメニューの「Conversions」->「Import key」をクリックしてpemファイルを指定します。その後「Generate」ボタンを押すとppkファイルが生成できます。
WinSCPでppkファイルを指定してログインする
WinSCPを起動して、ホスト名にEC2インスタンスのパブリックDNSを、ユーザ名に「ec2-user」を入力し、「設定」ボタンから高度な設定を選択します。
高度な設定の中の「SSH」->「認証」を選び、「認証条件」の「秘密鍵」にppkキーを指定します。警告が出ますが、無視して進みます。
上記設定を行い「OK」を押して「ログイン」するとAWSに接続することができます。