メダカの探し方と見分け方について
2021/07/05
ビオトープ用のメダカを探しに用水路や川に行ってみたのですが、意外と探すのが大変でしたので、どういう場所にいるか、見分け方について紹介したいと思います。
メダカは流れの少ない浅い場所に棲んでいる
メダカは水田や用水路、溜池など流れのない浅い場所に生息しています。 二子玉川や成城近辺だと、丸子川や野川で見つけることができるようです。
日本ではメダカの数は減少し絶滅危惧種に指定もされているので、野生のメダカを見つけるのは簡単ではないかもしれません。また、メダカだと思っても違う魚の稚魚だったりする場合も多く、見分けも必要です。
メダカの見分け方
まずメダカですが、下の写真がメダカです。 メダカは水面のボウフラなどを食べるため、口が上側を向いており、尾が台形となっています。泳ぐときは水面を泳ぎます。
メダカ
次にメダカと間違えられるオイカワやカワムツの稚魚ですが、下の写真のようになります。口が横を向いており、尾も鋭利な感じになっています。水面よりは下の方を泳いでよりメダカよりも動きは機敏です。
オイカワやカワムツの稚魚
メダカとよく似た魚にカダヤシというのがいます。 カダヤシもメダカと同じで水面のボウフラなどを食べるため、口が上を向いており、見分けが難しい魚です。大きく違うのは尾が丸いのが特徴なので、これで簡単に見分けられます。
カダヤシ
カダヤシは、ボウフラを食べるため蚊の駆除のためアメリカから連れてこられました。(蚊を絶やすのでカダヤシ) メダカよりもタフで繁殖するため、メダカの数が減ってしまう原因の1つになったようです。
カダヤシは特定外来生物のため、飼育すると100万円の罰金がかかるようなので、見つけたら逃がしましょう。
探したら野川でメダカを見つけました
子供と丸子川や野川を探索しましたが、丸子川ではオイカワ(?)の稚魚しか取れず、調布寄りの野川でガサガサしていたらメダカを見つけることができました。野川は意外と野鳥や水辺の生物が意外と豊富で重宝します(^^♪