止水栓が固くて回らないときの対処法
2023/3/7
洗面所を自分で取り替えようと思い取り外し作業をしてみたのですが、水を止めるための止水栓が全然回らずに苦戦したためその時の対処法を紹介します。
長期間回してしていないと止水栓は固くなる
長期間止水栓を回していないと錆などにより止水栓は固くなってしまうようです。
この場合選択肢は2つあり、1つは強引に力を加えて回すというもの。ここではテコの原理を利用して回す方法を紹介します。
それでダメであれば業者にお願いするのが無難です。あまり無理に回すとねじ穴が潰れてしまうことがあるため注意してください。
まずはマイナスドライバーで回してみる
まずは王道ですがマイナスドライバーを使って普通に回そうと試みました。当然どんなに力を入れても全然回らず・・・
マイナスドライバーを横にして回してみる
下図のようにマイナスドライバーを横にして回してみました。これでテコの原理も働き相当力は加えられます。しかしこれでも回らず。そして、ねじ穴が少し潰れてしまいました・・・おそらく溝の端に負荷が集中したためになります。
ネジ穴を潰さないような工具を使って回してみる
昔IKEAで家具を買ったとき付属していた工具を使ってみました。写真のように直線部分を使えば力が均等にかかるためネジ穴が潰れなくなります。これで2つのうち1つは回すことに成功。均等に負荷をかけつつテコの原理を利用するのがよいということが分かりました。
しかし、もう片方の止水栓もっと固くて工具の方が曲がってしまいました・・・IKEAの工具は強度が弱い・・・
マイナスドライバーを2本使って止水栓を回してみる
マイナスドライバー1本だと負荷が偏ってネジ穴を潰してしまいますが、ドライバー2本を組み合わせてうまく力をかけると、ネジ穴を潰さずに回すことに成功。IKEAの工具と違って強度もあるため、固い止水栓でも回せました。
というわけで、有り合わせの工具で固い止水栓を回すにはマイナスドライバー2本を組み合わせてテコの原理で力を加えるのがよさそうです。
最後に
このやり方は強引に力を加えて回しているため実施は自己責任でお願いします。
ドライバーがなかったり、専用の器具を使った方が安心という場合には、止水栓専用のドライバーがamazonで800円程で購入できるため購入を検討してもよいかと思います。