OneDrive上にgitリポジトリを構築する方法
2023/2/23
gitリポジトリを個人用に立てたかったのですが、git-hubを無料で使おうとすると公開リポジトリにする必要があったり数の制限があります。自前のサーバでは故障によるデータ紛失が怖かったので、OneDrive上にgitリポジトリを作ってみました。
OSはWindowsでOneDriveアプリをインストールします。
1. OneDrive上にリモートリポジトリを作成する
最初にOneDrive上に空のリポジトリを作成します。
cd [OndDrive同期フォルダ以下のリポジトリを作成したいフォルダ]
git --bare init --share
2. リポジトリに追加したい資材のあるフォルダにローカルリポジトリを作成する
リポジトリに追加したい資材のあるフォルダにローカルリポジトリを作成します。
cd [資材のあるフォルダ]
git init
3. リポジトリの設定を行います
origin等の必要な環境設定を行います。
git remote add origin [1で作ったOneDrive上のリポジトリフォルダ]
git config branch.master.remote origin
git config branch.master.merge refs/heads/master
git config --global push.default simple
git config --global core.autoCRLF false
git config --global user.email [メールアドレス]
git config --global user.name [ユーザ名]
4. 資材をローカルリポジトリに登録し、その後リモートリポジトリに登録します
資材をリポジトリに追加してコミットします。その後リモートリポジトリにプッシュします。
git add .
git comimt -m [コメント]
git push origin master
これでOnedrive上に作ったリポジトリに反映されてクラウドと同期されます。
複数人で使う場合はクラウドとの同期の時にコンフリクトが起きてしまうため利用できませんが、1人で利用する場合にはこれで十分でした。