Windows10の起動後にディスクが暫く100%に張り付くときの対処法
2023/2/18
自宅のデスクトップPC(Windows10)ですが、起動は早いけど起動後に暫くディスクが100%に張り付いて中々動かない問題がありました。
CPUのスペックは良いのですが、ディスクがHDDで遅くネックになってしまっていました。起動時にディスクの読み書きを行う処理が多いためですが、設定を変えたら改善したのでその時のメモになります。
1. wsappxプロセスがディスクを使うのを削減
タスクマネージャを見るといろいろディスクを使うプロセスがあるのですが、その中でwsappxというものがあります。
これはWindowsストアのアプリの自動更新プロセスのようです。Windowsストアのアプリはあまり使わないので、まずはこれをOFFにしました。
Windowsストアを開いて、設定から自動更新をOFFにすればOKです。
2. Microsoft Windows システムの保護のバックグラウンドタスクを停止
Windowsの「システムの復元」機能のためのプロセスがかなりディスクを使います。「システムの復元」はウィルス感染などOSに問題が生じた際に昔の状態に戻すための機能です。
このバックアップがディスクをかなり使用するので、特に不要と判断した場合はこれを無効にしましょう。
設定手順は以下の通り
- コントロールパネルを開く
- 「システムとセキュリティ」を選択
- 「システム」を選択
- システム画面の左にある「システの保護」を選択
- システムのプロパティ画面が表示されるため、「構成」ボタンをクリック
- 「システム保護を無効にする」を選択する
3. chromeのバックグランドアプリを無効化
起動時にchromeがバックグラウンドで動いて動作が遅くなってしまうことがあります。
chromeのバックグランドアプリを無効化することで、chromeを使ってないときに勝手に動くのを止めることができます。
手順は以下の通り
- chromeの設定画面を開く
- 設定画面の下にある「詳細設定を表示」をクリック
- 画面下の方にある「google chromeを閉じた際にバックグラウンドプロセスを続行する」をオフにします
設定を変えた効果
以上3つの設定を変えて使ってみた感想ですが、起動時のディスク使用をかなり抑えられました。
いつも数分はディスクが張り付いてその間は使えなかったのですが、1分も待たずにディスク使用率が下がり始め使えるようになりました。